JA佐賀中央会

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佐賀県農業再生協議会通常総会 高収益作物の導入等で収益力強化

 佐賀県農業再生協議会は4月27日、佐賀市内で通常総会を開催し、2020年度事業実績や2021年度事業計画、水田収益力強化活用ビジョンを決定した。

 水田農業の振興方針となる同ビジョンでは、農地面積を維持しながら、消費者・実需者から選ばれる米・麦・大豆づくりや需要の拡大、需要に応じた非主食用米の生産を推進していくことを決定した。

 そのうえで、水田農業の収益力強化を図るため、2028年までに園芸農業の産出額を888億円にすることを目標とした「さが園芸生産888億円推進運動」と連携し、露地野菜等の作付拡大等を進めていくこととした。

 金原会長は「米は2年連続で作況不良、大豆も不作が続いており、農家所得確保のためには、収量向上がカギとなる。関係機関が一体となって気象異変の常態化を踏まえながら技術指導を行っていくことが重要。」と強調した。

 同協議会は、米の需給調整の推進や転作作物の生産振興等を通じて、地域農業の発展を図るため、県やJAグループ、集荷団体等の農業関係団体で組織されている。

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