佐賀県協同組合間提携連絡会議は26日、SDGsと協同組合に関する研修会をWEBで開いた。当提携連絡会議の構成団体(中央会、信連、共済連、JAさが、生協連、有明海漁協、玄海漁協、信漁連、森林連)の若手職員ら30人が参加。
当連絡会議では、提携活動を毎年各団体の輪番によって実施することとし、初年度は、各協同組合が連携して、地域貢献活動に取り組む第一歩として、当研修会を中央会が担当した。
日本協同組合連携機構(JCA)協同組合連携部連携推進マネージャーの田中和郎氏が「SDGsと協同組合~地域の持続可能性にどう貢献するか~」と題し講演。日本の協同組合やSDGsの概要について説明し、全国の協同組合間連携によるSDGsの取組事例を紹介した。
また、持続可能な地域づくりには協同組合間の連携が欠かせないとし、SDGsと協同組合活動を紐づけ、外部に発信していくことを提言した。
参加者からは、「SDGsの詳しい内容は知らなかったが、持続可能な世界の実現のため17の目標が世界中で取り組まれている。これから、組織活動や生活の中でも意識していきたい」との感想があった。
今後、当連絡会は継続的な提携活動により、協同組合への理解促進と地域貢献に取り組んでいく。
SDGs研修をWEBにて受講する出席者