「自己改革の更なる実践」協同の力で農業・地域の未来を創る——JAグループ佐賀は16日、佐賀市で第30回JA佐賀県大会を開いた。県内のJA・連合会役職員ら約960人が参加。2019年度から向こう3か年の取り組み方針を決めた。高齢化や人口減少で農業生産基盤の弱体化や生活インフラ機能の低下などの課題が顕在化している中、自己改革の更なる実践で農業・地域の未来を創っていく。
大会では、JAグループ佐賀をめぐる情勢と課題、前回大会決議事項の実践経過を踏まえ、今後の方向性と実践の要となる6つの方策を決議した。前回大会同様に大会決議事項を自己改革の取り組みと位置付け、JAグループ佐賀の目指す姿の実現に向け、諸施策に取り組んでいく。
地域農業の将来見通しを踏まえつつ、需要を捉えた農畜産物販売の拡大、新規就農者などの育成に努め、農業者の所得増大や農業生産の拡大に向けさらに取り組んでいく。JAの総合事業や生活文化活動を通じて安全・安心な地域のくらしづくりと地域活性化への貢献に取り組む。多様化する組合員の実態・ニーズに応じた事業利用や協同活動への参加促進を図り、組合員の意思反映と運営参画を進め、メンバーシップを強化する。広報を経営戦略の重要な柱と位置付け、多様な広報活動を展開し、食や農、協同組合への国民の理解を図る他、持続可能なJA経営基盤の確立・強化に取り組む。また、自己改革の取組実績や課題分析、組合員調査などを通じた組合員からの評価や新たなニーズをJA運営の改善につなげていく。
JA佐賀中央会の金原壽秀会長は「自己改革のさらなる実践と、今取り組んでいる自己改革を組合員にしっかりと伝え、JAはなくてはならない組織だという高い評価を得ることで組合員の結集力を高め、地域に根ざした協同組合として農業・地域社会に貢献していこう」とあいさつした。
この他、JA常勤役員として15年以上、JAと地域農業の振興に貢献した役員に贈られる「佐賀県農業協同組合功労者」の表彰も行われ、鏡果実農業協同組合の藤崎英昭組合長に、県知事から感謝状が贈呈された。
大会後、関西大学教授の杉本貴志氏が「豊かでくらしやすい地域社会の実現を目指して〜協同組合に求められるもの〜」をテーマに講演した。
大会では、JAグループ佐賀をめぐる情勢と課題、前回大会決議事項の実践経過を踏まえ、今後の方向性と実践の要となる6つの方策を決議した。前回大会同様に大会決議事項を自己改革の取り組みと位置付け、JAグループ佐賀の目指す姿の実現に向け、諸施策に取り組んでいく。
地域農業の将来見通しを踏まえつつ、需要を捉えた農畜産物販売の拡大、新規就農者などの育成に努め、農業者の所得増大や農業生産の拡大に向けさらに取り組んでいく。JAの総合事業や生活文化活動を通じて安全・安心な地域のくらしづくりと地域活性化への貢献に取り組む。多様化する組合員の実態・ニーズに応じた事業利用や協同活動への参加促進を図り、組合員の意思反映と運営参画を進め、メンバーシップを強化する。広報を経営戦略の重要な柱と位置付け、多様な広報活動を展開し、食や農、協同組合への国民の理解を図る他、持続可能なJA経営基盤の確立・強化に取り組む。また、自己改革の取組実績や課題分析、組合員調査などを通じた組合員からの評価や新たなニーズをJA運営の改善につなげていく。
JA佐賀中央会の金原壽秀会長は「自己改革のさらなる実践と、今取り組んでいる自己改革を組合員にしっかりと伝え、JAはなくてはならない組織だという高い評価を得ることで組合員の結集力を高め、地域に根ざした協同組合として農業・地域社会に貢献していこう」とあいさつした。
この他、JA常勤役員として15年以上、JAと地域農業の振興に貢献した役員に贈られる「佐賀県農業協同組合功労者」の表彰も行われ、鏡果実農業協同組合の藤崎英昭組合長に、県知事から感謝状が贈呈された。
大会後、関西大学教授の杉本貴志氏が「豊かでくらしやすい地域社会の実現を目指して〜協同組合に求められるもの〜」をテーマに講演した。
写真=自己改革のさらなる実践を誓った大会(16日、佐賀市)