JA佐賀中央会は18日、佐賀市で第71回佐賀県家の光大会を開いた。「家の光三誌」等を活用し、JA運動に参加・参画する仲間づくりと、多彩なJA教育文化活動に取り組み、心豊かで安心して暮らせる地域づくりをすすめていくことなどを申し合わせた。
大会には、女性部員やJA役職員など約740人が参加。各地区代表4人による『家の光』記事活用の体験発表では、JAさが佐城エリア中部地区の内田法子さんを最優秀賞に選んだ。
内田さんは市街地で山の幸の移動販売を行っており、それが地域の一人暮らしの高齢者の見守りに発展。地域巡回で、つながりを強めている。耕作放棄地を利用した「関屋そばの会」を立ち上げ地域の仲間と協力し、小学生や一般消費者を対象とした食農教育とイベントを行う際にいつも家の光記事を参考にして活動のレベルアップを図っている。地元のJA女性部が解散してしまったとき、一緒に話す機会がないとバラバラになってしまうと危機感を持ち、再結成した。少人数ながらも家の光ハンドメイドを活用し楽しく活動。地域のつながり・絆を強め頑張っていきたいと抱負を語った。来年2月17日に福岡市で開かれる全国大会に県代表として出場する。
第17回「ちゃぐりん」読書感想文コンクールの発表と表彰もあり、最優秀賞を受賞した唐津市立浜崎小学校2年の近藤鈴佳さんと玄海町立玄海みらい学園5年の越路空史さんを表彰した。
普及実績で表彰されたJA・地区は次の通り。
◇家の光▽高普及率=JAさが杵藤エリアみどり地区・同JA同エリア白石地区・JA佐賀市中央▽12・1月号特別普及目標達成=JA伊万里◇地上▽最高普及率=JAからつ◇ちゃぐりん▽最高普及率=同JA
◇家の光図書▽高普及=JAさが杵藤エリアみどり地区