JA佐賀中央会

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県農政協議会 食料・農業・地域政策の推進に向け要請

 佐賀県農政協議会は23日、県関係与党国会議員5人に対し食料・農業・地域政策の推進に向けた要請書を提出した。コロナ禍や国際情勢の影響により農業者の生産コストが増大し、食料安全保障の危機に直面しているとし、各種課題を乗り越えるための支援を要請した。
 要請は、食料安全保障の強化をはじめ、活力ある産地づくり、生産基盤強化対策のほか、佐賀の重点課題として燃油・肥料等の価格高騰への対応や畜産の堆肥処理と有効活用の促進、生産基盤強化にかかる事業の予算確保等を求めた。
 金原県農政協議会会長は、「燃料や肥料、飼料、資材などの価格高騰で農業者は将来の営農継続に不安を抱えている。農業者が安全・安心な農畜産物を提供できるよう支援をお願いしたい。」と強調した。
 また、同日にはJA全中主催で全国のJA代表者350人が参集、オンラインで4000人視聴のもと食料・農業・地域政策推進全国大会が開催。自由民主党食料安全保障に関する検討委員会 森山裕委員長による講演が行われ、参加者を代表しJAさが大島組合長から政府で検討されている肥料セーフティネットについて、生産現場に配慮した早急かつ漏れのない支援を要望した。


肥料価格高騰への万全な支援を求めるJAさが大島組合長

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