JA佐賀中央会

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高齢者の健康な食を学ぶ、JA助け合い組織レベルアップ講座(料理コース)

JA佐賀中央会は3月14日、佐賀市でJA助け合い組織活動レベルアップ講座(料理コース)を開いた。JA助け合い組織の協力会員やJA担当者ら42人が参加。技能アップによる今後の活動の充実を図るため、地産地消を基本とした元気な高齢者向けの食生活について学んだ。
 料理実習では、西九州大学佐賀調理製菓専門学校の廣瀬由美子専任講師が「栄養を意識して身近な食材でつくるイチオシレシピ」と題した献立を紹介。サバ缶の牛乳スープや牛肉とたけのこのオイスター黒酢煮、麻婆大根など6品を作り上げた。サバ缶には認知症や動脈硬化を予防する栄養素が含まれていることを学んだ。参加者は「安くて栄養価の高い食材で、手早く料理ができた。自分では思いつかないので勉強になった」と話した。
 同校の管理栄養士である田中美香子さんが体や脳、肌を健康に保つための正しい食生活について講演。老化防止のカギは体の酸化、糖化を防ぐことであり、ゆっくり食事をとることや朝食を抜かずに間食を控えることが重要と話した。「主食、主菜、副菜をバランスよく食べて、いつまでも若々しくあり続けましょう」と呼びかけた。
 その他、佐賀県口腔保健支援センターの歯科衛生士の田中由紀子さんを講師に、歯周病の影響と予防について学んだ他、全国女性協と全農が共同開発した「和風だしパック」とAコープ商品について知識を深めた。

写真=協力して料理を作る参加者(14日、佐賀市内)

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