さが園芸888運動は、生産者やＪＡ、行政等関係機関が連携し、令和10年度までに県内の園芸産出額888億円を目指す運動です。各種支援対策を通じて「稼げる農家」を増やし、さらに、それを目指す新たな担い手が確保されるという好循環の創出により、本県農業生産の拡大と生産者の所得増大を目指します。

＜取組内容＞

生産者は関係機関とともに策定する「園芸産地888計画」を通じて、課題整理や目標設定を行います。県、市町で予算が審議され、この課題解決や目標達成に向けた取り組みに対し、令和３年度は次のような支援が実施されます。

　　また、888億円といった目標を達成するためには、これまでの取組に終始せず、産地における園芸団地の整備などといった、これまでにない新たなチャレンジが必要です。生産者・関係機関一丸となって、経営改善や規模拡大、技術向上に取り組み、園芸産出額888億円を実現しましょう。

【さが園芸生産888億円推進事業の支援内容】（国・県・市町の補助率）

先進的モデル 経営体の育成	〇環境制御型耐候性ハウス(国庫対象)	75％ （国50%、県20%、市町5%） ※県・市町費の上乗せは、新規就農者、団地入植者に限る
	〇いちご高設栽培施設 〇環境制御型耐候性ハウス(国庫対象外) 〇果樹根域制限栽培施設	60％ （県50%、市町10%）
	〇園芸団地に整備する施設・機械等 〇露地野菜の集出荷に必要な機械・装置等	60％ （県50%、市町10%）
新たな園芸 農業者の育成	〇園芸用ハウス、共同育苗施設 〇省力化、高品質化、省石油型機械・装置 〇選別、調整、加工用機械・装置 〇土作り用、病害虫低減機械・装置 〇施設の長寿命化対策	60％ （県50%、市町10%）
経営力向上志向 経営体の育成		43％ （県33%、市町10%）
		60％ （県50%、市町10%） ※中山間地域等に限る
※詳細な要件等は、ＪＡ、市町等にご確認ください。