令和4年産米の作況(9月25日現在)
農林水産省が公表した9月25日現在の作柄概況によると、令和4年産米の全国の予想収穫量は、前年比30.4万トン減の670.3万トン(作況100)となり、需給均衡へ国が示していた適正生産量を4.7万トン下回りました。
今後の見通し
同省は、4年産米の需給の目安となる令和5年6月末の民間在庫量を191万~197万トンと見通しています。一般的に、民間在庫量が200万トンを超えると米価が下がり、180万~200万トンの範囲内であれば需給が改善し、米価が安定すると言われています。
本県では、国から示される需給見通しをもとに、県や農業団体等で構成される「佐賀県農業再生協議会」が毎年12月頃に「生産のめやす」を示しています。
各地域でも例年と同様のスケジュールで生産組合等へ生産のめやすが示される見込みです。米価の維持・安定に向け、引き続き需要に応じた米の生産にご協力ください。