政府は、6月中にもメルコスール(南米南部共同市場)【※1】とのEPA(経済連携協定)交渉入りを表明すると報道されています。
メルコスール加盟国は農畜産物の輸出大国であり、日本への農林水産品の市場アクセス改善が主要な関心であるとされています。
石油や重要鉱物といった資源を豊富に有するメルコスールとの経済関係強化は重要とされる一方で、農業分野の市場開放により安価な農畜産物が大量に流入すると、日本の農業は大変厳しい状況になります。
鈴木農林水産大臣はブラジルのヴィエイラ外務大臣との会談で、「農業、特に重要5品目(米、麦、牛・豚肉、乳製品、甘味資源作物)は極めてセンシティブ(取り扱いに注意が必要)である」と説明しています。
JAグループでは、「メルコスールとのEPA交渉に関する緊急要請」【※2】を決定し、重要5品目や鶏肉、果汁などに対する十分な配慮などを政府・与党に求めています。






