JA佐賀中央会は9月14日、20日、21日の3日間、多久市の教育センターで協同組合理念研修を行った。若手職員の効果的な人材育成を目的とした「人づくり10年プログラム」の一環。入組2年目程度の職員を対象に、日常業務で適切な組合員対応が行えるよう、協同組合理念を理解し、行動することを目的に今年度新たに企画した。
県内のJA・連合会等の職員110人が参加。組合員・地域・JAを取り巻く環境とJAの特質、協同組合理念について学んだ。グループワークでは、組合員・利用者は今何を求めているのか、その実現に向けた具体的な行動について活発に意見交換した。参加者は「協同組合の理念が仕事の軸になることが分かった。今後は理念に基づき、組合員や利用者のニーズにあった対応を行っていきたい」などと話した。
講師のJA佐賀中央会教育課の樋渡康浩さんは「日々組合員と接する皆さんが協同組合理念の本質を理解した上で、行動に移し組合員や利用者にJAの魅力を伝え、JAに参画してもらえるようになってほしい」と想いを伝えた。