JA佐賀中央会

農政を学ぼう 〜農政ニュース〜

燃油価格が高騰、セーフティネット発動

1.世界情勢

産油国で構成するOPEC(石油輸出機構)では、昨年の5月頃から新型コロナウイルス感染拡大により原油の需要が急減したため、大幅な減産を始めました。

最近では、世界的にワクチン接種が進み、欧米を中心にコロナ禍からの景気回復が進み始めたことから原油消費も増え始め、原油価格が高騰し始めました。

今年7月にOPEC会合があり、増産の決定が期待されていましたが、8月以降の増産について合意することができず、原油価格は高値で推移することが想定されます。

 

2.燃油価格高騰リスク低減に向けた支援

原油価格の上昇により、施設園芸やお茶の製造に必要なA重油・灯油の価格も上昇傾向にあります。

佐賀県農政協議会では、平成25年度から国の事業として措置された燃油価格高騰対策に取り組んでおり、JAでは同対策の活用による農家の支援に取り組んでいます。

最近の燃油価格上昇により、価格補填を行うセーフティネットが7年ぶりに発動されており、7月末現在で、施設園芸では3月~5月購入分までの発動が決定、お茶でも4月分~5月分購入分までの発動が決定しています。

【施設園芸・茶セーフティネット事業にかかる発動状況(県全体・7月末現在)】

R3年 3月 R3年 4月 R3年 5月

施設園芸

発動基準価格 84.8円/ℓ

補填単価

1.68円/ℓ

3.43円/ℓ 3.78円/ℓ
補填額
(半額農家積立)
5,296,668円 3,721,744円 とりまとめ中

発動基準価格
80.6円/ℓ

補填単価 対象期間外 8.6円/ℓ 9.1円/ℓ
補填額
(半額農家積立)
2,636,422円 1,764,222円

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